750W高品質電動スクーター「dbX」!スマートハート×DKCity しっかりサポートしている埼玉川口のEV専門ショップです!

原付二種 DKCity・dbX 電動スクーター

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DKCity・dbX【生産終了車両】

DKCity

DKCity・dbX

DKCity・dbX

高品質&高次元の原付二種電動スクーター!
台湾品質DK Cityから「dbX」
ベルトドライブCVTのその加速感を体感せよ!

[check] 生産終了車両です。

参考新車価格:¥273,000 (税別)

原付二種 サイドスタンド リチウムバッテリー テイクアウトバッテリー

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特徴

セミカウル風の印象的なスタイリングを施す台湾の高品質電動スクーター、それが、DKCityのdbXだ。
なかなか試乗する機会が無かったは当然で、日本での販売台数はおそらく十数台そこそこだろうという希少さだ。イマイチ、なんで売れないかが理解不明だったが、乗ってみて触れてみて、その辺りもしっかり見極めてみようかと思っている。
DKCity・dbX
しょーじき、スタイリングは好きではない。
なんだか造形が、何度見ても理解できない。絵にするのがむずかしーと言えば、伝わるだろうか?さらに、どこから見てもかっちょ悪い。写真を撮るのに、どんなレンズを使おうとどんなアングルになろうと決まらない。
DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX
こーした複数カラーを施してるのもあんまし好きではないので、キライなテイストのオンパレードなわけだ。もちろん主観なので、好きな人には申し訳ない。
ただ、このキライなデザインというのは、漠然と出ているのではなく、パッケージングがおかしいと思うトコロから出ている。
DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX
まず、ステムのトップポイントが低すぎるのだ。セミカウルの首の部分だ。あと10cm高くてもイイ。
すると、ハンドルもアップするので、アームポイントが高くなる。乗車した時にアームの高さと目線の高さは比例して来るので、だいぶ上方に視線が行き、今よりも、もっとキモチのイイライディングが期待出来るだろう。
DKCity・dbX DKCity・dbX
ただ、このハンドルの高さを基準として考えていくのは間違いだ。スクーターが一番重視すべきは、ステップの高さであり、そこを基準としてシート高さを決め、ハンドルの高さと前後を決めるのが正しいだろう。
DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX
ステップの幅はやや狭めで、少し足の大きい男性などはきつく感じるだろう。シートはクッション性も表皮の質も、ひじょーに上質。カラダに触れるトコロなので、絶対に手抜きはならない箇所であり、その辺り、しっかり抑えているのが嬉しい。
DKCity・dbX DKCity・dbX
パワートレインは、カンガルーやテコでお馴染みのCVTベルトドライブシステム。駆動系があるコトで、電動モーターの特性をうまく活かした加速感を出すコトが出来ている。ただし、プーリーとベルトの摩擦やクラッチを介すコトによりパワーロスが発生し、航続距離を落としている要因にはなるので、十分な理解が必要だ。
そのパワーを支える足回りは、しっかりストローク量もある粘り感のあるフロントフォークと大口径のドラムブレーキだ。
DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX
電動らしいと言ったら、このCVTを積んだバイクの右側面からのショットだろう。マフラーがあるべきトコロに何もないのはインパクトがある。
そして、印象的なのはテールのデザイン。通常のスクーターだろテールユニットがあるべきトコロに充電ポートを配置しているのがおもしろい。
充電器は大きくもなく小さくもない、男性のお弁当箱ぐらいの大きさでそれほど邪魔にはならないだろう。
DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX
シートオープンはバッテリーの取り外しに伴い、珍しい後方ヒンジ。日本人にとっては馴染みがないので、使いにくいと感じてしまうだろう。
特筆すべきは、このカセット式のバッテリーだ。スライドレールを滑らせて収納するのだが、底部に端子があるので、収納するコトで、接続完了なのだ。電源コードなどを装着する手間が省けるのは、画期的だ。
バッテリーの重さは6kgぐらいだろうか。男性ならひょいっと持ち上げるコトが出来るが、女性だと少々ツライだろう。取っ手がしっかりしているので、持ちやすいのは好印象だ。
DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX DKCity・dbX
便利装備なども充実している。シート下のメットインスペースもバッテリーが入っているとは言え、十分なモノだ。半キャップなら余裕だろう。
狭いステップ周りとは言え、グローブポケットもあり、コンビニフックも装備されている。
さらに、防犯装備のシャッターキーもあり、作動を確認したトコロ、国産スクーターと同等のキモチイイギミックを醸し出している。
DKCity・dbX DKCity・dbX
飛び出し防止の付いたサイドスタンドは、はらうのが少し渋めだが、出すのはスコン!とキモチよく出てくれる。
そして、しっかり二人乗りも出来るように、アルミのタンデムステップも収納式でキレイに収まっている。
DKCity・dbX
原付二種としては小粋で、本格的にに走れるCVTスクーターであり、中堅の価格帯で、パッケージングとデザインさえ良ければ・・・と少し残念ではあるが、しっかりと商品化されているのは素晴らしいと言える。

スペック


DKCity・dbX

メーカー・車種名DKCity・dbX
価格¥273,000(税別)
ナンバー原付二種(黄ナンバー)
乗車定員2人
全長1743mm
全幅648mm
全高1071mm
最低地上高100mm
シート高750mm
車両重量83kg
満充電時航続距離20キロ(ターボモード)
最高速62km/h(ターボモード)
登坂能力18度
モーター750W
バッテリー種類リチウムバッテリー48V20Ah
充電時間5時間
ブレーキ前:ドラム 後:ドラム
タイヤサイズ前:3.00×10 後:3.00×10


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店長のぶっちゃけ試乗インプレッション

CVTパワートレインを積んだ車両はこれまでには数台乗ったコトはあるが、圧倒的にこのdbXは、押し歩きが軽い。まさに実用レベルの駆動系を持つ電動スポーツスクーター というコトがすぐに分かった。
ただし、売れた車種ではなく、日本ではボツった車種だ。なぜだろう?もちろん、航続距離の短さは目立つが、作り込みがこれだけ質がイイのに、チャイナ品質のホイールインモーターが出回ったのは、日本という国はほんとにおもしろい国民性だなーとつくづく思う。
結果を先に述べると、売れなかった理由は見つからなかった。言えるとすれば、このイカツイデザインぐらいなモノだろう。それだけに惜しいバイクだ。すばらしい乗り味を見せてくれる、ちゃんとした原付二種スクーターと言える。
もちろん、これまでのガソリンスクーターと同様の駆動系を持つモノなので、違和感がないからと言ったら、それは正しい見解だろう。
違和感がない加速感は、コントロールに要する神経をライディングに集中させるコトが出来るので、そのストレスが無いだけでも、素晴らしい乗り物と言える。
具体的には、加速したい分だけ加速してくれる そうした乗り味を実現してくれるのは、このCVTの特徴だ。

dbXの試乗レポート

走り出し、アクセルをガバっと開けるモノだ。そのガバ開けのアクセルを電動バイクですると、ギクシャクとしてしまうモノなのだ。電動バイクは電子アクセルとなり、制御が0か1になったというコトで、こうした現象が出て来る。
それが、プーリーとクラッチがベルトを介して繋がるコトで、そのギクシャクするパワーを吸収してくれると言えば正しいだろうか。
吸収するがゆえに、航続距離が短くなるのだが、A→B地点という目的を決める乗り方をすれば、なんら問題ではないだろう。
このシームレスな素晴らしい加速感を支えるのが、しっかりとした足回りと、ブレーキ。実は大したクオリティはないモノだが、重量配分が適切であり、あとはセッティングの妙だ。ブレーキもワイヤー式から来る扱いやすさが相まって、ほんとーに自然になんの気も使うコトなく、減速からコーナリング、巡航、立ち上がりから加速というバイクの走りという部分が高次元に適切だ。

dbXの試乗レポート

なに、突出したモノはないが、バランスがベストである。
このよーなバイクが存在するのは、とても素晴らしいコトであり、しっかりと我々が伝えるコトをしなければならない。
やけに重たすぎるバイクだったり、スピードを殺すタメだけのブレーキ性能は、通常利用する市販車には不要なファクターだ。
肝心の加速感だが、4ストガソリンスクーターに比べても、遜色ないレベルだ。幹線道路もしっかり走れるだろう。
信号待ちからのダッシュも、四輪車、二輪車の流れにしっかり乗れるし、無音で加速していく光景は、街中で注目を浴びる存在となってしまう。
巡航も素晴らしい。
生活道路で30km/hをキープしたり、四輪の後を追従する場合などの巡航時も、アクセルの開け閉めを荒く行ったとしても、じゅーぶんにスムーズに走れるのもイイ。疲れ方がホイールインモーターと違うのは、大いに感じる。

dbXの試乗レポート

素晴らしい乗り味と裏腹に、ステップやハンドル高さや位置がバラバラに作り込まれているのは残念だ。
170cmのわたしが乗る場合、少々幅広のシートは地面からの高さは適切で、足つき性は悪くない。自然にまたいで、手を伸ばすと、やたらと低いハンドルが気になる。そして、足をステップに載せようとするとサイドモールにぶつかる。よいしょっと足を大きく振り上げてステップに載っける感覚でやっとこさだ。
膝元は極端に言えば、腕と腕の間に抱え込むよーな感覚。ハンドルを大きく切れば、膝に当たり切れないコトもあるだろう。
なんじゃこりゃ?
ステップが高いからすべての位置が狂ってしまっているのだろう。
ハンドル位置も低いので背筋も伸ばせずに、背中を丸くして下を向いて走る感覚、とても不快だ。
本体の走りの機能は素晴らしいのに、ほんとーに残念だ。
疲れない良質な電動バイクのはずだったが、ライディングを終えて結果的に少々疲れたバイクではあった。プラマイゼロになってしまったが、高身長の方でなければ、そこそこ快適なスクーターなのではないかと思われます。

試乗動画


店長の勝手に評価

オススメポイント

  1. CVTのスムージーさ・・・コントローラーに依存しないパワー出力特性が魅力!
  2. カセット式バッテリー・・・カチャっと差し込めば使える便利さ!
  3. 品質の良さ・・・台湾製の品質の良さとコストバランスが絶妙だ!

dbXのオススメポイント

イマイチポイント

  1. 航続距離・・・フレーム剛性やパーツのしょぼさが危険性に繋がる可能性がある。
  2. パッケージング・・・ステップ高さとシート、ハンドル位置がちぐはぐ。
  3. スタイリング・・・造形がよくわからないデザイン。すなわち街に映えない。

総評


機能★★★★☆ 4ちゃんとバランスよく融合されて高機能が最適という数少ないスクーターの一台だ。
性能★★★☆☆ 3走る曲がる止まるは文句の付けようがない。ただ、バッテリー性能も含めるとすれば、もう少し高容量でないと使えない。
デザイン★☆☆☆☆ 1パッケージングがはちゃめちゃなのも相まって、理解し難いデザインはハッキリ言ってNG。魅力半減。
コスト★★★★☆ 4この機能、走り、品質ならば、30万円は適正価格であり、売れない理由は、ただの不景気というだけの気がする。
安心度★★☆☆☆ 2品質はイイのだが、もはや日本に販売元が存在しないのがアウト。日本でのパーツ供給はまずムリと思った方が良い。
満足度★★★★☆ 4くそライディングポジションを強いられるが、バイクとして、電動として、所有感は満足の行くモノとなるだろう。せめてこのぐらいの電動バイクが並となるような業界に成長して欲しいモノだ。


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