コンバートEVスズキキャリー4WD試乗@EVhonda来社
年中無休のスマートハートだが、仕事にかこつけて地方を回るコトはある。
今回、新潟長岡でコンバートEVを広く手がけている「EVhonda」さまへ出向いてみた
8/23(日)に、新潟見附市のネーブルみつけ という街の駅で開かれる環境イベント、「エコアクション2015」に当店でも扱う、電動除雪機「ゆきダンプ」を出展というコトで応援がてらだ。
EVhondaさんは、ガソリン車のエンジン部を、電気モーターに変更するとゆー、コンバートを専門にやっている業社さんである。
その功績から環境大臣賞も改造電気自動車で頂いたという偉業も果たしている。
そうした社会活動を広める上でも、独自に教育プログラムもやっている講師さんでもある。
コンバートEVというカテゴリーはコアな存在で、改造車であるがゆえに世の中から、そうそう認められる存在ではない。
だが、考えて頂きたい。
まだまだ乗れる自動車を廃棄し、電気自動車を高いお金を払って、国や市から貴重な財源である税金の補助金を使い、排気を出さないというだけの普及にあてるというコトがほんとーに、この地球のタメになっているのか!?
そもそも、そうした買い替え需要を促進する国の銘を受けた、体裁の良いメーカーの儲け戦略であり、新車自動車を作る行為自体が環境破壊をしているのではないか?
これは、誰も否定できない事実であり、儲けがないモノは大手メーカーは手を出さない。
つまり、環境のタメに急速充電器が配備されているのではない というコトをひとつの事実として理解するべきなのだ。
急速充電器、一台500万円です。
工事費別途ね。
するわけねーだろ!
あんな単純な構造でも、そこに様々な利権が絡んで、その価格になっているわけです。
クリーンな、エコな、ゼロエミッションな、なーんて、キレイなコト言ってますが、まーたまた、儲け主義な大手の偉い方々の戦略に乗せられているだけの話しなんすよ、EVプロジェクトなんて。
もちろん、我々も、そうしたコトを理解した上で商売しているわけですが、この考えに行き着くと、コンバートEVの存在性がフューチャーされる。
そのコト自体が、環境大臣賞を貰った、真の意味であると考えたいモノだ。
乗り慣れた自分のクルマをエンジンから電気モーターに交換しよーとゆー考え方。
今回、モデルとなっているのが、軽トラのスズキキャリーだが、新潟ならではの、4WDタイプである。
現状、四駆の軽トラでEV車は市販されていない。
地方には絶対に必要な、軽トラ4WDなんです。
もちろん、コンバートという特性上、無骨な部分もありますし、新車を買うほどの金額になっては本末転倒であるがゆえに、航続距離が足りなかったりというコトもあります。
だが、理にかなっている。
どう考えても矛盾がないのが、コンバートEVの改造電気自動車の真髄であり、ピュアな部分かと思う。
それを手がける方も、当然、ピュアです。
本田昇氏。
そして、JIMAという団体で、スマートハートと目的を一緒にする同士でもある。
そーそー、肝心要の、このキャリーコンバートEVの試乗レポート。
スイッチを入れ、負圧ポンプを動かしてから というトコロが市販電気車両と違うトコロです。
そして、キーをONにし、マニュアルというコトもあり、クラッチを踏み、セカンドに入れ、回転を上げながら半クラッチ・・・
ってやりましたが、本田さんいわく。
「必要ないの。」
半クラ、不要らしい。
つまり、一般的なマニュアルミッションとは違い、走っていればモーターがシンクロしているので、クラッチで繋ぐ必要性がないのだ。
新型エブリィなどに採用される5AGSなどと同じ理屈だ。
もう、その概念が昭和生まれには難しい。w
回転計などは装備されていたが、デジタルであるがゆえにわかりづらい印象は強い。
アナログメーター化し、ギアシフトにおける理解がうまく伝えられるかが、今後の量産のカギとなるであろう。
しかし、トルクフルな印象は、既存ガソリンの場合の3速ぐらいで走っている感覚と酷似している。
車内の音も決して、電気モーターに変わったとは言え、静寂性が上がったとは言えなかった。
結局、軽トラの車内がうるさいのは、タイヤとサスが伝えるロードノイズが大半を占めているからである。
エンジン音と排気音が後方にある、ホンダ、スバル程度になったと言ってイイだろう。
あとは、エアコンとヒーターの問題だ。
ヒーターは、布団乾燥機のようなモノをソーラー発電によるサブバッテリーでまかなっている。
このソーラーパネルも無骨で、まだまだ改良の余地はあるが、勝手に意識せずにバッテリー充電しているというコトが大切なのだ。
その発電量から、ソーラーを、車両の充電から除外視する方が多いが、わたしが求める充電は、充電スタンドなどから、有機物を注入しているよーなイメージをユーザーに植えつけてはイケないと思っている。
「知らず知らずのウチに」、「気づいてみれば」、「意識せず」、に充電が始まり、終わっている。
こーゆー環境にするコトが望ましい。
それが、理想のEVインフラだと思っている。
バッテリーの充電なんて、ただの化学反応でしかない。
それを、あたかも何かを注入し、備蓄するよーなイメージを与えてしまっては、これまでの燃料を積んだお弁当車両と考え方はなんも変わらないのである。
究極の理想は、自給自足であるが、ソーラーや振動、風力では限界がある。
だが、その理想を求めずに、あのトヨタ理念でもある乗り物の理想、「無原動力」に到達できるわけがない。
今、ある技術を、どこにどのよーに使えるか を考え、最大限に利用するコトをサボってはイケないのである。
そうしたコトをサボってはいない小さな業社さんが、このEV業界の基礎を支えている方々が居るのを忘れないで頂きたい。
今回はおもしろいモノを乗せて頂いた。
電気モーター+4WD=軽トラ という地方にも対応できるコトを身を持って体感出来た。
EVhonda さまとは、提携を結んでいるスマートハートなので、もし、東京、埼玉、千葉、神奈川でコンバートEVをお考えの方が居れば、ぜひともご相談して頂きたい。
我々、EVhonda + スマートハート が全面的バックアップします。
コンバートEVの可能性、まだまだこれからですよ。
今回の記事はどぉ~でした?
今回の来社データ
エリア:新潟県・長岡市
業社:EVhonda
業務内容:改造電気自動車の作成、コンバートEV、ゆきダンプ販売
Tag: EVhonda コンバートEV 改造電気自動車 新潟県 ソーラーパネル
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