出張試乗OKのスクーテックSC428F/Gをスマートハートで購入!
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スクーテックジャパン・SC428F/G【生産終了車両】

電動スクーターレースで圧勝の実力!電動老舗のスクーテックジャパンから原1と原2タイプが選べる SC428F/G
ハイパワー電動モーターフィーリングを体感せよ!
生産終了車両です。
スマートハート販売価格:¥171,000(税別)
※送料・ナンバー取得料・自賠責保険・盗難補償・ロードサービス・オプション品は含まず
特徴
単純にカッコイイ。男が好むデザイン。
逆に言えば、男しか買わないデザイン。それでイイのか?どーかと言えば、これほどコアな業界で、より絞り込むのは、勇気を通り越して、玉砕とも言える。
今の時代を読むならば、男が女にウケるよーなデザインを選ぶ時代である。それを考えると、ナンセンスと言えるが、もちろん、男のわたしは好きなデザインだ。
台湾小型二輪系のデザインを強襲していて当たり外れのない、日本人好みのスタイリングだ。
通勤快足としてガッツリ利用している30~40代の男性には、大ウケだと思う。ただし、一番お金のないユーザー層なので、ツライトコロだ。
大型異型ヘッドライトはデュアルタイプで、明るいかも知れない。
しょーじき、ふつーの電球を二個付けるならば、ハロゲン一個のほーが明るいかと思うが、そこはコストの問題か?
横から見ると、そのロングロングホイールベース具合が理解できる。
曲がりにくそ~っと思えてしまうのは、クイッキー好きな個人的な意見だ、あくまで。
シート高も標準的ななのだが、幅が広いせいか、またぐとかなり足つき性が悪い。
フロントフェンダー裏のガバっと口を開けたよーなデザインは、サイコーにカッコイイ。
このスクーターのベストショットは、断然、フロントローからだ。
テールキャリアなども、ふつーのパイプ状のモノではなく、成形したアルミタイプを採用しているのは、スポイラー形状にも似せているかのよーだ。
電動バイクでスポーツにフッたモデルは皆無なので、とても斬新だ。
このスマートハート試乗車には、オプションのエレクトリックステッカーを貼ってある。
メーカーオプションで、¥5,000(税別)で装着可能なので、100%電気スクーターをアピールしたいユーザーの方は、ぜひ装着をオススメしたいアイテムだ。
こーゆー小技をしっかり提供してくれるメーカーが、個人的に好きだ。
装備はしっかりと抑えてある。
フロントの2ポットディスクブレーキは強力無比。むしろ利き過ぎなので、乗り手の調整は必要。
特筆すべきはそれを支えるフロントフォークだ。他社に比べ圧倒的に極太な丈夫なモノが付いているのが伺える。強力な制動を支えるフォーク&ステムというのが必ず必要になるのだ。
サイドスタンドには、しっかりと安全装置が装着されている。こーゆー基本的な装備はしっかり付いていて、それからの問題だと思う。
メーターパネルは白文字盤でレーシーでいて、アナログのひじょーに見やすいモノだ。
最近では若い男性も、あまり大きくてえらそーなモノは避ける傾向がある。
シートももう少し絞り込んで足付け性を向上したほうがイイと思う。
ただ、タイプGを選択した場合、二人乗りが可能となるので、この長さは嬉しい。しっかり大人二人が座れると思う。
さらに、ネックポイントが、このほぼ絞り角を取っていないハンドルポジだ。
かなりのマイナスポイントだと思う。開き過ぎで、なおかつ、このロングロングホイールベースだと、この重い車体を倒しこんで曲がるイメージを取らざるを得ないとなると、乗り手を選ぶコトにもなるし、このライディングポジションは、これまでの国産スクーターにはない感覚なので、ためらうユーザーが多いのではないだろうか?
足つき性も含め、ぜひ、改善して貰いたいポイントだ。
メットインスペースはそこそこあるのは、すばらしー。
充電ポートもスペース内にあるので、防水性も心配ない。
固めの両側2本サスペンションに、強力、ホイールインモーターの組み合わせは、まさにレーシーです。
ステップ長は広くはないが、足をのっけるエリアは広めに取ってある。
コンビニフックも装備してあるので、ちょっとしたお買い物でも引っ掛けるコトが出来るだろう。
フロントフォークはしっかり沈み込み長がある余裕のあるモノが使用されている。
操作系も国産のスクーターと代わりない、ごくごく自然に操作出来るモノだ。
このテールデザイン、特にテールスポイラー風のキャリアがスポーティデザインを決定づけている。
速さを予感させるレーシーデザインに身を包んだスクーテックに一度、触れに来て下さい。
スペック
メーカー・車種名 | SCOOTECH JAPAN・SC428F/G |
---|---|
価格 | ¥171,000(税別) |
ナンバー | F:原付一種(白ナンバー) G:原付二種(黄色ナンバー)選択方式 |
乗車定員 | F:1人 G:2人 選択方式 |
全長 | 1820mm |
全幅 | 680mm |
全高 | -mm |
最低地上高 | -mm |
シート高 | 720mm |
車両重量 | 102kg |
満充電時航続距離 | 32~42キロ |
最高速 | 50km/h |
登坂能力 | 12度 |
モーター | ホイールインモーター F:600W G:650W |
バッテリー種類 | 鉛バッテリー48V 12V28Ah×4 |
充電時間 | 3~9時間 |
ブレーキ | 前:ディスクブレーキ 後:ドラム |
タイヤサイズ | 前:80/100-10 TL 後:80/100-10 TL |
メーカー動画CM
店長のぶっちゃけ試乗インプレッション
まずは生活道路をスタートしたのだが、まず感じたのが、あれ?意外と非力?
グググーっと重い車体を引っ張るのはさすがにかったるいのか?と思ったのは、20キロまでの話しで、その後のトップまでの加速感は、さすがにスクーターレースで実力を見せただけのコトはある。
このトップまで加速感は間違いなく、現在発売されている電動バイク中、トップレベルの速さだろう。
スマートハートに入庫している試走車は、原付一種のFタイプであるにも関わらず、あ、これ二人乗り出来るなー と思わせる実力を持っている。
もちろん、大人二人がしっかり座れる車体の作りにもなっているので、安心だ。
そんなトップレベルのスピード感でキモチ良く加速していくのとは裏腹に、狭い道路で、歩行者が居たりすると、その取り回しの悪さがひじょーに気になる。
長いホイールベースと、足つき性の悪さ、重い車体の三重奏で、一時停止や、信号待ちなどは、ひじょーにかったるさを感じる。
細かいクランクなどで、減速、加速、一時停止などをするシチュエーションは多々あると思うが、かなりのアンダーが出るので、ハンドルを切って曲がるわけだが、ハンドル絞り角が開き過ぎているので、とてもハンドル操作が難だ。
プラス、どーしてもシートポジションが定まらない。どー足位置を替えても、どの位置に座ろうとも、ライディングポジションが定まらない=落ち着かない。

とは言いつつ、レーサー時代に生きた我々アラフォー世代からすると、こーしたマイナスポイントまでも彷彿とさせるワクワク感が、このスクーテックにはあるかも知れない。
とにかく奇抜な、こーしたワークスステッカー風なデザイン、大好き。さらっとバイクを乗り回すなんてセンスは、我々若オヤジたちにはない。
とにかく、速さ!速くなければバイクじゃないです。
他に曲がりにくいだとか、足つき性など、マイナスな部分があるからこそ、愛車をかわいがれる みたいな感覚を、乗り物に持っているトコロはあります。
グイーンと一挙に60キロ近くまで加速するのは、エンジンスクーターと大差ないスピード感だ。
ただ45キロぐらい、常用加速域で、かなりのギクシャク感を感じるのも事実。
例えば、加速時は、フルスロットルだが、大通りである程度スピードが乗ると、今度は、クルマなどに合わせて巡航するハーフスロットルに移り変わる。
この時に、スピードを一定に保つコトが出来ないのだ。加速と減速を繰り返す。まさに、デジタル制御の特徴で、0と1を繰り返す、ひじょーに人間的ではない挙動が見られる。
これを制御しているのが、コントローラーだ。パワーがあればあるほど、このコントローラーも制御が難しくなり、粗が目立つよーになる。
どーしても、乗りにくい印象が否めない。この挙動が見られるというコトは、いかにコントローラーの制御にコストがかかるのかというコトが伺える。

さらに、回生ブレーキという、減速時の制動エネルギーで充電する機能なのだが、これがエンジンブレーキのよーに減速させるわけだ。
ユーザーには、この回生ブレーキの急減速を制御するコトが出来るか?そもそも、そーした特徴を理解してプラスに考えてくれるコトが出来るか?そこが疑問だ。
この回生ブレーキと、先ほどのコントローラーのギクシャク感、冷静に判断し、それでも甘めに評価したとしても、不快に感じるユーザーが多いのでは無いかと思う。
デザインのみならず、ココでも、バイクに馴染みがない若い人と、女性、年配、のんびり乗りたい人に対して、絞り込みが行われるのは、痛い。
ただ、ターゲットがハッキリしている分、ムダにオススメしたりする必要性がないのは、売り手としては楽ちんだ。自分と同じ世代、同じ生き方を感じた人にススメればイイだけのコトなので。

一般ユーザー的にオススメ出来ない点も理解した上で、絞り込んだ車種だが、それを踏まえても、すばらしー加速感が味わえるのは魅力だ。
この性能を、違う形でも表現出来るよーになれば、それはそれで、万人に受けるコトに繋がるわけだし、ぜひ、そーしたパーソナルデザインでも生かして欲しいと思った。
さらに飛躍する可能性を秘めているメーカーと感じるコトが出来るし、対応もしっかりとしている。
まずは、こーしたクセのあるじゃじゃ馬を乗り回すというのも、とてもバイクライフにとって起爆剤になるのでは無いかと思う。
これまでのエンジンスクーターも、そーして発展をして来た。
これからの電動スクーターの未来は、絶対に、レースの中で、スピードレースの中から技術躍進するべきだし、そーして基本的な技術力を身につけて、それを基本として、あとは、そのパワーをどう味付けして、どうユーザーに感じさせるか?が大事だと思う。
まずは、しっかり走るバイクが生まれないと、先に進まない。
その先導役を担っているのが、このスクーテックジャパンの電動バイクだと思います。
一度、このパワーを感じにお越しください。
試乗動画
店長の勝手に評価
オススメポイント
- スピード・・・間違いなく電動バイクでトップレベルのスピード感を感じれるバイクだ!
- レーサーデザイン・・・派手なスポンサーステッカー風なのは、めちゃワクワクする!
- 原二登録OK・・・二人乗り可能な原二タイプも同価格で選べるのは、とてもイイ発想だ!
イマイチポイント
- ギクシャク感・・・パワーを制御するコトの難しいコントローラーチューンと回生ブレーキ。
- 大き過ぎる・・・大きいとゆーか長い・・・ひじょーに重たく感じる点も損している。
- アンダーステア・・・当然ながらアンダーそのものが出るので、生活道路はコツが要る。
総評
機能 | ★★★★☆ 4 | 安全装置付きサイドスタンドや、回生ブレーキ、デュアルヘッドランプなど充実装備で煮詰まっている感じだ。 |
---|---|---|
性能 | ★★★★☆ 4 | 初期加速を除けば、ほぼ満足な性能を持っている。だが、少しオーバースペック気味なのがブレーキなどだ。もう少し軽量になれば必要のない性能ともなる。 |
デザイン | ★★★☆☆ 3 | 個人的な好みで評価するコトは出来ないので、この評価だ。決して万人向けデザインではなく、中には毛嫌いするユーザーも居るのは致し方ない。 |
コスト | ★★★☆☆ 3 | ごくごく平凡な価格帯だ。これぐらい出してもらわないとイイバイクが買えないと思って貰いたい。 |
安心度 | ★★★☆☆ 3 | メーカー対応的にはなんの問題もないが、やはりシート形状、取り回し、足つき性を相対的に考え、乗り味自体に安心感を得られない点はもったいない。しょーじき、ギクシャク感の元凶である回生モーターは不要だと思う。 |
満足度 | ★★★☆☆ 3 | 所有満足は高い。なぜなら、このバイクを買う人は、おそらくマイナスポイントさえもプラスに変えてしまう方だと思うので。絞り込みを狙ったバイクというのは、満足度が特に高いのが特徴だ。 |
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この電動バイクのタグ
Tag: SCOOTEH JAPAN スクーテックジャパン SC428F/G プラグイン 600W 鉛バッテリー サイドスタンド コンビニフック ホイールインモーター 回生ブレーキ