チューブタイヤをチューブレスに@SEED60
電動バイクと聞くと、先進的なイメージで、何もかも新しい機能が盛られているとイメージするのではないだろーか?
結論から言いますと、とんでもなく原始的です。
バイクの世界は、ほんとに原始的機能がまだまだある。
つい先日まで、キャブレター機能で動いているバイクが横行していた。
今も、中古車レベルでは、キャブレター車が主流だろう。
自動車は、1970年代で第一次オイルショックがあり、その折に、各メーカーがキャブレターからインジェクションに変更した経緯がある。
つまり、ほぼ50年も前にインジェクション化されていたというコトになる。
スーパーカブに至っては、新型になったとは言え、未だにワイヤースポークのホイールを使っているわけで、もちろん、チューブ入りのタイヤを履いている。
どんだけ同じラインで儲けるのか?と思う。
リアホイールに至っては、マフラーとぶつかってドライブシャフトが抜けない作り。
何十年、こんな欠陥機構を使っているのか?バカじゃねーか?と思ってしまう。
もっとバカなのは、そんなホンダの欠陥機構をヤマハもスズキもマネしている体たらくぶり。
バイクいじりをしていると、21世紀とは思えないコトばかりだ。
そして、電動バイクでも、同じコトが言える。
この、テラモーターズ・SEED60 もタイヤの中にチューブが入ってる。
ワイヤースポークであれば、なんとなくチューブが入っている とユーザーでもわかるだろうが、まさか、アルミホイールの中からチューブが出て来るとは思ってないだろう。
我々は、タイヤではなく、エアーバルブの口で判断するのだ。
ちょいちょいガソリンスタンドの兄ちゃんが、チューブタイヤにチューブレス修理をしてしまう場合もあるので、注意が必要だ。
もちろん、タイヤ交換の折に、チューブレス化したいと思う。
エアーバルブをホイール側に装着し、あとは、空気の力で内側からホイールに密着させると、チューブレス化が完了だ。
チューブレス化するコトにより、タイヤの減りが早くなる傾向にある。
減るというコトは、それだけ摩擦しているというコト。
摩擦しているというコトは、路面にグリップしているというコトだ。
つまり、滑りにくく、悪天候に強くなる。
安全性を考えたら、チューブレス化が正しいのだ。
ただでも滑って転びやすい二輪車を、さらに危ない乗り物にしてはイケないと思う。
もし、ご自分の電動バイクがチューブタイプであれば、チューブレス化するコトをオススメしている。
ご相談のお電話、お待ちしております。
今回の記事はどぉ~でした?
今回の修理データ
バイク:テラモーターズ・SEED60
トラブル:タイヤ交換
作業時間:約20分
作業難易度:★☆☆☆☆
Tag: TERRAMOTORS テラモーターズ SEED60 チューブ パンク チューブレス タイヤ交換
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