スクーテックSZ系のメーターケーブル@ホンダ・リードパーツ流用
ちょっと前にスマートハートで買われたSZのお客さんからのトラブル報告。
車種は、スクーテックジャパン・SZ552M ですが、メーターの針が上がらないとのコト。
ケーブルが切れてるか、ホイールのギアボックスの中がへんてこになってるか?どちらかです。
先週入庫した、サンボーイのデジタルメーターのトラブルに比べたら、とっても単純でわかりやすい。
そして、来店頂ければ、その場で即、直せそう。
もちろん、メーカーからパーツが事前に届いているわけではありませんが、そこは経験値で、一発で直します。
もはや、性分です。
お預かりも代車もキライ。
トラブルは、その場で解決する。
これが、スマハのモットー。
そして、お客さんのバイク使って検証もなんですが、ご協力の元、国産パーツで流用出来るか試してみました。
結果を最初に言いますと、SZ系のメーターケーブルとギアボックスは、ホンダのリード50/90、もしくは、50/100用で流用可能です。
型式で言いますと、AF20 / HF05、AF48 / JF06 ですね。
比べてみると、形状は一緒なモノの、長さが若干違います。
短いよりは、長い方が遊ばせるだけなので、今回は、リード50/90用のメーターケーブルと使いました。
ホンダ純正だと、古いバイクというコトもありストック料が乗っかっているので、NTB社製などもコストバランスを考えてイイかも知れません。
3~4cm長いとは言え、実際に取り付けした取り回し具合も、それほど悪くありません。
フロントカバー内にスペースがあるので、それが利いているのかも知れません。
ケーブルの外皮肉厚も安心で、要所要所、こーやってホンダ純正パーツなどを使うと、かなりイイ乗り物と変化します。
ちなみに、これがギアボックスの比較です。
原付バイクはイヤってほどイジって来ましたので、見れば、どの国産パーツで流用出来るかわかります。
チャイナ製電動バイクの消耗品、どのパーツがどの国産パーツの流用が出来るか?今度、ヒマな時にでも情報をまとめてみよーかと思っております。
そして、開けたら、開けた箇所で出来るコトは、頼まれてなくてもやる。
これ、メンテナンスの基本中の基本。
コネクターを外したら、コネクターグリスを塗布したり、怪しい箇所はタイラップして結線したり、ついで作業は、いわば修理に携わるモノとして当たり前のコトです。
これをやらねーバイク屋の多いコト。
これをお読みのユーザーさまだけは、イイお店とお付き合い出来るコトを、心から願っております。
今回の記事はどぉ~でした?
今回の修理データ
バイク:スクーテックジャパン・SZ552M
トラブル:メーターが上がらない
作業時間:約30分
作業難易度:★☆☆☆☆
Tag: SCOOTECH スクーテックジャパン SZ552M メーターケーブル ギアボックス メーターワイヤー 流用パーツ
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