TECOの新聞配達だけではない可能性@クロネコメール便テストケース
新聞配達において、かなりの実績を持つ、ビジネス電動バイク「TECO」。
実績が物語るのは、日々の技術改善とも言えますが、実績がもたらすイメージの植え付けがマイナスに作用する時もあります。
新聞配達にしか使えないんじゃないの~? というイメージすらある、TECOですが、そのカブスタイルから、そう想像してしまうトコロもありますが、実は、オールマイティな一面を持っています。
その仕事仕事において道具となる以上、装備は重要です。
汎用の大型キャリアが装着できるTECOだからこそ、どーいった装備も装着出来るコトが出来ます。
例えば、大型のリアボックス。
たっぷりと荷物を収納出来ます。
梅雨時期、夏の時期だと、大事な配布物が濡れないよーに、防滴カバーも必要になるでしょう。
こうした、装備をしっかり装着出来る工夫がなされているのも、ビジネス電動バイクの特徴です。
そして、もちろん、スマートハートでは、そうした道具を走らせるコト自体を、PRの場だと思っておりますので、その仕事において最大限アピール出来る看板ラッピングを施します。
そして、今回、古くからクロネコメール便で活用のバイクをメンテナンスさせて頂いているお客様の協力を得て、電動バイクを使って頂きました。
このメール便の場合、基本的に自転車や徒歩で配布するのが原則です。
ただし、事前登録が行われて審査に通っていれば、バイクを利用するコトが出来ます。
まずは、そーしたバイク利用登録をしっかり行っている配布員さんであるコトを、事前に記載させて頂きます。
さすが名だたる企業さまで、その辺りはしっかりとなされていて、信頼に値します。
配布物は、朝一で、エリア担当がトラックで運んできます。
この配布員の方で、2地区分。
◯◯市◯◯町 と ◯◯町 というコトです。
隣接した地域じゃないと、2地区はむずかしーのでは無いかというコトです。
そして、総重量は、撮影日の本日で、約40~50キロでしょう。
11月、6月などの繁忙期前は、80キロぐらいになるコトもあるとのコトです。
カタログなどの冊子が多いというコト、それと、最近は、楽天などの通販で利用されるケースも多いコトから、その重量になっていると思われます。
おそらく、新聞配達より重量はあるかと思います。
ただし、これを一発で車載すると、さすがにバイクが持ちませんので、2回に分けての配布となります。
これが、TECOになるコトで、一回で行けるよーになるコトは明確でしょう。
この既存のガソリンエンジン車も、センタースタンドや、サイドスタンドの交換率は、かなりのモノです。
後ろタイヤとオイル、プラグ、フィルターに限っては、月一で交換です。
365日毎日の利用で、普通の原付スクーターですから、個人所有じゃなかったら、1年もたないと思います。
さて、それではガソリン車との比較をしてみましょう。
普段は、ステップの中央にドサっと置き、高く足を上げてまたいでいるわけです。
まずは、前カゴの配布物を配り、ステップから補給するような方法ですね。
ポストが道路に隣接していれば、そのまま入れるコトが出来ます。
ただし、少し奥まった場合や、ドアポストの場合は、やはり、バイクを駐車して走って行くコトになります。
その間は、やはり、アイドリング状態です。
いちいちエンジンを止めるほど、悠長な仕事ではありません。
このアイドリング時のエンジン音もさるコトながら、排気ガスを出しっ放しにしているのは、どうしても、これから改善するべきポイントかも知れません。
現場の現状を知らない、普段、会議室に居るようなポストの方が、いくら、企業イメージ向上のタメに、アイドリングストップ!などの御託を並べても、なされるはずもないのです。
現場は一分一秒が惜しいし、その時間が賃金に直接関係するからです。
企業側は、アイドリングしないモノを導入するしかないのです。
それを踏まえ、電動バイクを使った配布を見てみましょう。
まずは、ガンガンに詰め込んでもへこたれない前カゴは、フレーム部にしっかりとサポートされており、この辺りでの、満足度がひじょうに高かったのが伺えます。
要は、積み荷を積んだ時の安定性ってモノでしょうね。
これは、電動バイクに限らず、ビジネスバイクと、ユーザーユースのバイクの違いになるでしょう。
ただし、そうした今までのビジネスバイクの強靭さを併せ持つ電動バイクが数少ないというのも実情です。
積んでいても、しっかり直立して、かつ、エンジン音や、排気ガスが出ない。
こうした乗り物の価値がもう少し高くなるコトが必然かと思っております。
ストップ&ゴーを繰り返す配布業務ですが、スタンドが出しやすい とか、ハンドル位置、計器類の使いやすさも、基準となるコトでしょう。
このポストへ配布物を入れる平凡な一コマですが、実は、大きなメリットを感じている瞬間です。
フットブレーキの恩恵です。
右足が写っていないのが残念ですが、実は、ポストに配布物を入れるという作業、両手を使うと速いのです。
勘のイイ方だともうお分かりかと思いますが、車両を固定する場合、両手がふさがっている際に、フットブレーキが有効なのです。
配布員さんも、この辺り、絶賛でした。
Uターン時も、スクータータイプに比べ、切り角が大きいので小回りも利きます。
もちろん、加速も、一般的な4サイクルスクーターと比べてみても、遜色ないレベルです。
ベルトドライブのスムーズな加速感と、静寂性、パワー、装備の堅実さ、どれを取っても、業務に最適なのは、言うまでもありません。
問題は、この業務において、現在主流のホイールインモーターで、快適に配達出来るモノか・・・?
これは、またの機会に検証するべき課題でしょうね。
配達時のアイドリングの抑制による環境保護と、イメージアップ戦略の追求か?
絶対的な、ランニングコストの低減を追求するのか?
いずれにしても、初期導入費用の問題は、さして重要ではないというのが、スマートハートの見解だ。
ぜひ、一度、こうした電動バイクを使った配達業務に関して、徹底的に考えてみるのは、どうだろうか?
いつでもご相談にお乗り致します。
今回の記事はどぉ~でした?
今回の検証データ
エリア:埼玉県・川口市
バイク:TECO・ビジネステコ
業務:メール便配布
Tag: TECO テコ 配達 クロネコメール便 ビジネスバイク エリア便
a:11619 t:4 y:1